BabyIoT

BabyTechよりもただのDIY

IPカメラでBabyモニター

ベビーモニター

まずはベビーモニターってなんぞやのところから改めて説明しておきます。

ベビーモニターとは、その名の通り赤ちゃんをモニタリングする装置のことなわけですが、 ベビーモニターにもいくつか種類があります。

  1. 装着タイプ
  2. 設置タイプ
  3. カメラタイプ

それぞれ簡単に紹介すると、

装着タイプ

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オムツや服に装着して、呼吸を測定したりおむつの状態を測定できるものもあります。 ただ、この装着タイプっていちいち取り外しするのが面倒そうだなという点で、ウチでは使ってみたことがないです。

設置タイプ

item.rakuten.co.jp

私は上記のBabysenseを使っており、子供の寝床にセンサーを敷いて鼓動チェックを行うとともに更にBabysense付属のカメラで動作を監視できるようにしています。

Babysense

布団の下に設置するだけで良いので、これを設置することによる不便さというのはほとんど無いというのがメリットだと思います。

強いて言うとセンサーを解除し忘れて抱っこすると、アラームが鳴ってうるさいというのはありますが、これは装着型でも同じかと思います。

カメラタイプ

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国内だとPa〇sonicだとか、安価なWifiルーターでおなじみTP〇inkだとか有名どころから数多く出てたりするんですが、基本的にモニターとニコイチだったり、特定のスマホアプリでしか利用出来ないなど、赤ちゃんの監視として使う分には問題ないのですが、呼吸のチェックなどはできず、赤ちゃんが止まっていると

"息してる?大丈夫?"

と結構心配になります。

IPカメラでBabyモニター

設置型の大きな短所として、いちいち赤ちゃんを置く場所に応じて設置場所を変えなくてはいけないという点がありますが、正直こんなんやってられず、寝床に設置しっぱなしにしてます。

そのため、センサを増設したいのですが、他の場所にも全部おいていたらそれはそれでお金が足りない。 比較的安価なカメラ型のベビーモニターだと画質も低く呼吸のチェックが出来ない。

というわけで、代替手段でIPカメラを使って呼吸のモニタリングをしようと思います。

www.nanit.com

調べてみると、Nanit社というNYにある会社がカメラによる鼓動検知のセンサを作っているようですが、これに似たものを自家製で作るのが最終ゴールになります。 (やはりこの手のBabyTech関係はアメリカが一番進んでいますね)

IPカメラの購入

使用するIPカメラとしては、とにかく”安価”というのをベースに、こちらのカメラを買いました。

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安いカメラを探そうとすると”ネットワークカメラ”や"ホームカメラ"が多くヒットするんですが、怪しい中国製アプリのインストールをしないと一切映像が見られず、ONVIF1にも対応していなかったりする場合が多いので、あくまで”IPカメラ"としてONVIF対応しているカメラを購入する必要があります。

"ネットワークカメラ"よりは少し高めになるかもしれませんが、Pana〇onicなど数万~数十万するのが当たり前なメーカーもあったりするので、それと比べたらこの手の中国製IPカメラはめちゃくちゃ安いですね

とりあえず設置

こういう時にも、3Dプリンターがあると固定ジグを作成して家に穴をあけずに済むので便利ですね。

PoE2で電源をとれるので、Ethernetケーブルを引っ張ってきて繋いであげるだけで家のネットワークに接続&電源ON出来ます。

画像確認

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イシツブテ似の息子

とりあえずVLCで接続確認をしましたが、正直人の目で見ても呼吸の有無は判断できなさそうという。。。

もう少しカメラを近くに設置するか、ズームをかけた状態で高解像度で見ないと無理かもしれません。。。

ちなみに、上記はPCのVLCでの画像(家庭内トラブルに発展しかねないので、モザイクにしてます)ですが、Iphone用のVLCでもRTSPで再生出来たので、とりあえず監視モニターとしてはこのIPカメラでも使えそうです。

PTZ3を操作出来るIPカメラを入手して、改めてベビーモニター作成に挑戦する予定です。


  1. ネットワークカメラ製品のインターフェースの規格で、映像の配信や再生、操作など各プロトコルの標準規格。ONVIFと書いてあるカメラなら、基本的に映像の取得には困らないはず。

  2. POEハブやPOEインジェクターなどを使うことでLANケーブルで電源供給が可能。

  3. パン・チルト・ズームを操作できるIPカメラなら、赤ちゃんの置き場所に応じてズームをかけて撮ることで高解像度で画像取得出来るのではという想定